2020年11月12日木曜日

実習生日記:11/12

皆さん、こんにちは!

博物館実習で11月5日から標津サーモン科学館にお世話になっているTK大学のH.T.です!

今回は、館内2階の常設展示「パネル展示」についてご紹介いたします!

皆さんは、2階のこの展示物を見たことがありますでしょうか?

顔出し看板や掲示物の裏側、壁面のパネル展示です。

実は、この展示コーナーはサケ・マスに関わる文化や生態、知識を得るのに非常に便利な展示なんです!

この中から個人的に気になったものをピックアップしていきたいと思います!

↓↓↓

まずは、シロザケの形によるオスとメスの見分け方です!

(上:オスのシロザケ、下:メスのシロザケ)

海で回遊中のシロザケは、外観で性別を判別することは難しいのですが、産卵時期が近づき、遡上してきたシロザケはオスとメスで外観が異なり、性別の区別が一目でできます!

シロザケのオスとメスでは、顔がやはり区別しやすいポイントでしょうか。その他のポイントも組み合わせて判別することで、より正確に見分けることができます。

2つ目はこちら、サケの栄養価についての解説パネルです!


気になるのはやはり、血液をサラサラにするEPA!
オスよりもメスの方が、多くEPAが含まれているんですね~。

最後にこちら、「イクラのしょうゆ漬けの作り方」パネルです!


生まれも育ちも北海道の人は、秋になると冷蔵庫にイクラのしょうゆ漬けが常備されている
と、ご当地ネタとしてよく言われていますが、
生まれも育ちも北海道である私は、イクラのしょうゆ漬けを作ったことがないのでご紹介させていただきます!

なんと、手順は3つ! 簡単ですね!
ご覧になった皆様も作ってみてはどうでしょうか?

皆様に、サケ・マスに関わる生態や文化を少しでもお伝えできましたでしょうか?
今回取り上げたパネルはごく一部です!
残りは、ぜひ来館してご確認ください!

また、標津サーモン科学館では11月末まで「魚道水槽」にてシロザケの産卵行動展示を行っております。
1ヶ月という短い期間でしか見られない貴重な展示です!
シロザケを間近に見ながら、館長による産卵行動やサケの生態などの解説を聞ける滅多にない機会です!


先日11/10のNHK北海道のニュース北海道新聞でも紹介されています。

ぜひ、この機会に標津サーモン科学館にお越しくださいませ!

(TK大学 H.T.)

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※ 11月は、毎週水曜日が休館日となります。

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