2017年6月19日月曜日

より安全な降海のために

北海道で川釣りをされる方の多くは,道内にはヤマメ(北海道の地方名はヤマベ)の禁漁期間があることをご存知かと思います。

その期間は地域によって変わりますが,大まかな地域分けで
○道央・道南の4月と5月,
そして
○道東・道北の5月と6月の2パターン。

なぜそのような禁漁が定められているかというと,水産重要種であるサクラマスの降海幼魚(ギンケヤマメやサクラマスのスモルトなどと呼ばれる)を保護するため。

上がギンケヤマメ,下は河川に残留するタイプのヤマメ
*写真のヤマメは,北海道知事から特別採捕許可を受けて調査目的で捕獲したものです。

↓↓↓


ちなみに当館が位置する根室管内は比較的冷涼なため,ギンケヤマメの降海時期が道内でも遅い方にあたります。

したがって,他の道東地域同様,根室管内では5月と6月の2ヵ月間は,どの河川・湖沼でも(全ての内水面で)ヤマメの捕獲が禁止されています。

  
 まだ釣っちゃだめですよ~! (↑過去の画像)

標津川や忠類川など,管内の名川や穴場でのヤマメ釣りを楽しみにしている方々には辛い季節ですが,7/1の解禁までしばしお待ちくださいませ!!



6月中は、サーモン科学館のヤマメで我慢・ガマン・・・。

(T. T.)
 
 標津サーモン科学館のFacebook
ヨロシクネッ♪

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