2019年1月22日火曜日

始まる

道外の方は違和感があるかと思いますが、冬休みの長い北海道内の小学校は、この1/20前後に3学期が始まります。

標津町内の標津小学校は1/18が始業式となりました。

新学期早々の昨日1/20、標津小学校へお届け物♪



シロザケの卵をお届けっ♪

「サケの町 標津」の標津小学校、
学習段階に合わせて、様々な「サケ体験学習」があります。
そのスタートが、このシロザケの飼育。

↓↓↓


校舎内の一角に、水槽を用意していただいています。


 
 卵を観察♪

これから生徒たちは、卵→仔魚→稚魚への初期成長段階を観察しつつ世話をし、3年生になった来春に放流します。

仔魚までの期間は観察が中心でしょうが、稚魚になれば、エサやりや水替えが必要になってきます。



そして、この卵は、彼らの先輩である6年生が昨秋11月に人工授精したものです。
先輩から後輩へと、サケの生命も引き継がれます。

この「6年生が人工授精した卵を2年生が育てる」という流れにこだわっているのですが、長い冬休みをはさむのが実はちょっと厄介。
2年生には、卵の状態で届けて、「運が良ければ孵化するのが見られるかもよ!」としたいところ。
なので、卵が孵化してしまわないように低温で管理してきました。

私の娘が、ちょうどこの2年生なのですが、昨日帰宅したところ、
「すぐに産まれたよ!」
と報告を受けました。午前中に届けた卵が、午後の下校までの間に孵化し始めたようです。
管理していた水温から、やや高い水温の水槽に移した刺激で、孵化が始まったのでしょう。

春の放流の時まで、大切に育ててね♪

この様子は、標津小学校ブログでも紹介いただきました。
*館長の名前が間違っているのは、ご愛敬♪

(T.N.)


標津サーモン科学館のFacebook
ヨロシクネッ♪ 
__


標津サーモン科学館は冬季休館中(12~1月)です。2月1日からの開館となります。
隣接のサーモンハウスも、今季の営業を終了しています。
サーモンハウス横の公衆トイレは、常時ご利用いただくことができます。
*夜間は閉鎖
__ 

0 件のコメント:

コメントを投稿