ヌマガレイは鰭の黒い帯や体表面にあるイボ状の突起(骨板)が特徴的ですが,他のカレイと大きく違うところは,眼が左体側にあること(いわゆる「左向き」)。一般にカレイ類は「右向き」ですので,本種の眼の位置は例外的なのです。
ただし,図鑑などによれば,日本産のヌマガレイは全ての個体が「左向き」とされていますが,アラスカやアメリカ西海岸では「左向き」率が下がり,30~50%の個体が「右向き」となるそう。実に面白いカレイですよね(^_^)
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ちなみに道東では,トウガレイという一見ヌマガレイと似るカレイも釣れることがありますが,こちらは体表面に骨板がなく,しかも「右向き」のカレイなので,はっきりと見分けがつきます。
トウガレイ(前掲のヌマガレイと同所で釣獲)
ヌマガレイは2月1日(金)の冬季開館以降も当館水槽で展示予定ですので,ご来館の際には,この「左向き」のカレイにもご注目ください!
館内の水槽改修の関係で,一時避難中のヌマガレイ
(地域おこし協力隊サーモン科学館支援員:T. T.)
標津町では、「地域おこし協力隊(サーモン科学館支援員)」を募集しています。
(応募締切:2/8)
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標津サーモン科学館は冬季休館中(12~1月)です。2月1日からの開館となります。
隣接のサーモンハウスも、今季の営業を終了しています。
サーモンハウス横の公衆トイレは、常時ご利用いただくことができます。
*夜間は閉鎖
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隣接のサーモンハウスも、今季の営業を終了しています。
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*夜間は閉鎖
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