2019年1月10日木曜日

回想:バイカモ美しき川

昨秋,管轄機関の許可を受け,関係者以外の立ち入りが禁止されている根室管内某河川の最上流部で,サクラマスの遡上親魚を観察させていただきました。そこは湧水が豊富で,日本固有の沈水植物であるバイカモ(梅花藻)が繁茂する美しく穏やかな流れ。



水温を測らせてもらうと,午後3時頃で9.5℃。



 同じ根室管内でも,その日の午前,調査に同行するため入渓した別な非湧水河川では,正午頃で16.8℃(ただし,下流部の水温)。同じ管内でも,河川間で水温環境はかなり違うようですね。



話は戻って,その日の午後,某河川の最上流部を見せていただくと・・・

↓↓↓



バイカモの隙間に,相当数のサクラマス親魚を確認することができました。
また,サケ(シロザケ)親魚の姿もちらほら。


バイカモの間で繁殖行動中のサクラマスの遡上親魚

案内していただいた管轄機関職員のお話によれば,昨秋,その川の最上流部に遡ってきたサクラマス親魚は例年より多かったとのこと。今春,その川では比例してヤマメ稚魚も多く浮上するかもしれませんね。

下の写真は,上記職員がその川の綺麗なサクラマスを水中で撮影したもの(承諾を得て掲載しています)。



今年も,こんなサクラマスが沢山帰ってくるといいですね!

 (地域おこし協力隊サーモン科学館支援員:T. T.)

☆☆ お知らせ ☆☆
・標津町内「金山スキー場」がOPENしています!
・1/11(金)は、第23回新春「鮭飯寿司」大試食会!


標津サーモン科学館のFacebook
ヨロシクネッ♪ 
__

標津サーモン科学館は冬季休館中(12~1月)です。2月1日からの開館となります。
隣接のサーモンハウスも、今季の営業を終了しています。
サーモンハウス横の公衆トイレは、常時ご利用いただくことができます。
*夜間は閉鎖
__ 

0 件のコメント:

コメントを投稿