2019年9月20日金曜日

オオカミウオの「本気(マジ)」を見た!

標津サーモン科学館で展示しているオオカミウオ。


オオカミウオ

普段はじっとしていることが多く、インパクトある強面の容姿以外は「オオカミ」と冠した種名に対して、「名前負け」している印象が否めません。

それどころか、



横倒しになってダラけていることもあり、
「弱ってるんですか?」
「死んでますよ!」
と、お客様に言われてしまうこともしばしば・・・。
職員でも、一瞬ドキッとします。

そんな「ちょっと残念な」感じのオオカミウオですが、
大好物がエサになった時だけは違います!

↓↓↓

クリガニをエサにした場合 ↓


エサが水槽に入った時から、何か感じるものがあるのでしょう、
いつものだらしない態度が一変!
口を大きく広げ、上から襲い掛かります。
強靭な歯とアゴの筋力で、殻ごとバリバリかみ砕いて食べてしまいます。
(この動画では、最後にカニが逃げおおせていますが)

そして、今回のスクープがコチラ!!


ミズダコの足を1本入れてみたところ、
衝撃のデスロール!
(2尾が同じ方向に回転しているので、うまくちぎれていないようですが)

知識として、カニやウニ、貝類、タコなどが大好物だということは知っていても、
やはり、その実態、その様を目の当たりにすると、印象が違います。
デスロール動画を撮影したスタッフは、思わず「すげー!!」を連呼していました。
(編集で消音にしましたが)

現状では、常に皆さんにお見せできるというわけではないのですが、
このようなことを展示できれば、オオカミウオが持っている本当の魅力に触れていただくことができるでしょう。

オオカミウオに限らず、当館で扱っている生き物について、「その生き物が持っている本当の魅力」を紹介できる展示を目指していきたいところです。

(T.N.)

9/22(日)「オホーツクマラソン」に伴い、町内で車両通行止め箇所があります。

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*現時点での制覇者4名様です!!

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