紋別付近から知床半島まで接岸した流氷は根室海峡に流入し、隣町羅臼町でも昨日流氷初日となったようです。
(今朝、高さ30mの展望室から目を凝らして見てみましたが、流氷は確認できず・・・)
さて、本日は標津小学校2年生の皆さんにシロザケの卵を届けてきました♪
興味深く覗き込む生徒たち
(画像赤矢印部分に卵が…)
標津小学校の生徒の皆さんには、各学年学習段階に合わせた「サケ学習」を行っています。
今回2年生の皆さんに届けた卵は、昨年の秋に6年生が人工授精を行ったもの。
この後、卵から仔魚・稚魚へと育てて、3年生になった今年の春に放流します。そして、その稚魚が大きく成長して帰ってくる(確率が高い)3年後の秋、6年生になった皆さんに人工授精をしてもらい、その年の2年生へと卵が引き継がれます。
サケの生命が数年をかけて引き継がれていくように、
学年を超えて「標津っ子」に引き継がれていくサケたちの生命。
旅立ちを見送るまでの数ヶ月、大切に育ててもらえればと思います。
一足早く孵化したサーモン科学館のシロザケの稚魚たち
2月1日からの冬期開館では、もうすぐ孵化する卵・孵化した仔魚・泳ぎ出した稚魚と、サケたちの誕生の各ステージを展示しますw
(T.N.)
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