各地の成人式の様子が報道されましたが、ここ標津町ではすでに先週末に行われ、新たな新成人の門出が祝われました。
そして本日、サーモン科学館でも、大人になってもらう儀式が執り行われましたw
「ダウリアチョウザメのホルモン注射」
屋外のタンクで飼育しているダウリアチョウザメの「うっぴ」と「ちっぴ」。
すでに全長2mほどあり、サイズ的にも十分大人です。自然界では、春に産卵シーズンとなるようですが、飼育環境ではうまくいかず、ホルモン注射を施し精子の成熟を促します。チョウザメに関しては北海道大学と共同研究を行っており、サーモン科学館にいるこの2匹(どちらもオス)から精子を採取し、北大で飼育されているメスの卵と掛け合わして稚魚を得る取り組みを、ここ数年継続しています(指パクコーナーのチョウザメたちも、この取り組みによって得られたもの)。
では、さっそく、注射です!!
極太注射針をブスリw
この2匹との付き合いが10年を超える学芸員。
「警戒し始める前の油断しているときにやるのが得策」という言葉通り、手早い施術でさほど暴れることもなく(多少は暴れましたが)、「大人になってもらう儀式」は終了しました。
ちなみに、このホルモン注射、1本ン万円だとか・・・。
数日後に、採精作業を行いますw
おまけ
多少暴れた際に、ひん曲がってしまった注射針・・・
2mのチョウザメのパワーは侮れません・・・
(T.N.)
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