さて、サーモン科学館2013年の開館日が、いよいよ残り一日となりました!!
みなさま、お越しいただきましたか?見そびれた生き物はいませんか??明日は土曜日、お休みの方も多いと思いますので、ぜひ足をお運びくださいね^^
昨日の雪も止み、快晴だった今日の標津^^
真っ青な空と真っ白な雪景色が広がり、清々しい一日となりました。
サーモンパークの様子をご紹介…
ちょっと前まで紅葉していた大池もすっかり白くなりました。
とうとう冬が始まりますね◎
本日は、お隣別海町の小学生のみなさんがご来館してくださいました。
先日の話にもありましたが、子供たちの素直な質問はなかなか興味深いです。
いろいろな質問の中でも、答えるのが一番難しいと学芸員も言っていた「Why?」(なぜ~?どうして~?)の質問。
子供たちからはたくさんの「なんで?」が上がってきますが、今日私がいちばん気になったのは、
「どうしてチョウザメには歯がないのですか?」
という質問です。
歯がある理由は、生き物によって変わってきます。
人間は食べ物を歯で噛み砕いて食べるので、歯=噛み砕くための部位だと思ってしまいがちですが、魚にとってはちょっと歯の役割が違います。
サケの仲間などが鋭い歯を持っているのは噛み砕くためでなく、獲物を逃さないためです。捕えた獲物は丸呑みにして食べます。
そして、チョウザメですが、サケたちと同じようにエサは丸呑みで、大きな口を前に突き出すように広げて獲物をとらえます。口が大きいことにより、歯がなくても獲物を逃がさないので、チョウザメには歯が必要ないのです!
歯がない口の中の感触はぜひチョウザメ指パクコーナーでご体験ください!
普段はあまり意識しないかもしれませんが、とても身近な体の一部である「歯」について考えることで、生き物の生活のスタイルも見えてくると思うと、とても面白いですし、当たり前に思わずなんでも疑問に思える力はとても大事だなと改めて感じました◎
みなさんも科学館でたくさんの生き物を見て、たくさんの「なぜ?」を見つけ、答えを考えてみてはいかがでしょうか?
疑問が浮かびましたら科学館スタッフにもお気軽にお声かけくださいね(*^^*)
繰り返しになりますが、明日は本年開館最終日!
みなさまのご来館を心よりお待ちしております!
(K.I)
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