ここ標津町も朝から蒸し暑く(といっては怒られる程度かもしれませんが)、
午後からは雨も降り出しました。
とはいえ、週末ということもあり、
多くの方にご来館いただき、
感謝申し上げます <m(__)m>
さて、
標津サーモン科学館館内には、
大小数々の水槽がありますが、
その中で、人気のある水槽・人気のない水槽があります・・・。
マイナー生物であるユムシやキンコなどは、
かえって多くの方が覗き込んでいまして、
残念ながら足を止める方が少ない水槽群が、
「川の広場」一角の「北海道の川の生物コーナー」
8基の60cm水槽を並べ、周辺の川で見られる小魚などを展示しています。
見学順路の並び上、
インパクトのある「チョウザメ指パク体験コーナー」で盛り上がった直後に、
地味な体色の小魚たちを展示しているので、
どうしても素通りする結果になってしまうようです。
ただでさえ色味の少なく、存在も地味な生き物たちの水槽群なので、
せめて見栄えが悪くならないようにしようと、
時間を見つけては掃除をするようにしています。
このコーナーの中でも、ニホンザリガニやドジョウなどは
まだ足を止めて頂けるようですが、
↓↓↓
カワシンジュガイの水槽は、
ほとんどの方が素通りです・・・。
ほとんど動きのない二枚貝の展示ですから、
それもやむを得ないのですが、
幼生時代をサケ科魚類のエラに寄生してすごすという
不思議な生活史を持つ生物です。
(寄生主となるヤマメ・アメマスも同居飼育しています)
この貝に魅入られ、研究対象として、
毎年のように標津へ足を運ばれているG大I先生のグループもいるわけで、
生き物としても魅力は十分にあると思うのですが・・・。
今日は、水槽内の掃除をし、
貝殻についてしまったコケを歯ブラシで優しくこすって落とし、
見やすいように並べてみました。
しばらくすると、
貝殻をやや開き、上画像赤矢印の部分にある水管で水を出し入れしています。
足を出して、移動しようとしている個体も・・・。
(けっこうアクティブに水槽内を移動します)
地味~~~~~な水槽ではありますが、
ご来館の際には、足を止めて頂ければ幸いですw
あまりに地味な話題でしたので、
おまけ画像は、
斜里ねぷた祭り
昨日(7/25)・今日(7/26は雨天のため中止となったようです)と、
勇壮なねぷた群が斜里の町を練り歩きました。
や~や、ど~!!
(T.N.)
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