「サケの町 しべつ」の当校では、
各学年、学習段階に合わせた
「サケ学習」の時間が設けられています。
最高学年となる6年生は、
「人工授精」の作業にチャレンジします!!
用意されたシロザケ と説明する館長
産卵後に死んでしまうシロザケの場合、
直前に「サケ撲殺棒(画像赤矢印)」で頭部を叩き、
死んだ状態で作業します。
(この作業は、通常職員が直前に済ませます)
「サケ撲殺棒」については、コチラやコチラの記事もご参照ください。
その後、親魚の計測、
体長(尾叉長)や体重を計測します。
この作業からは、生徒自らが行うようにしています。
そして、メスの腹を裂き、卵を取り出し、
↓↓↓
オスの腹を絞り、精子をかけます。
オスの歯は大きく鋭いので、
怪我をしないよう頭部にタオルを巻いています。
卵と精子を合わせたところで
優しくかき混ぜますが、
この時点ではまだ精子が活性化していないため、
受精には至りません。
真水に移したところで精子が活性化し、
受精となります。
多少職員がサポートする場面もありますが、
上記作業のほとんどを
子供たち自らの手で進めていきます。
「人工授精」という「作業」ではありますが、
その場で新たな生命が生まれる「現場」であり、
それを目の当たりにし、自らが体験する、
貴重な場になったことでしょう。
(子供たちがどの程度そのことに気づいたかはわかりませんが・・・)
その頃、館内「魚道水槽」でも、
シロザケの産卵の瞬間
こちらは人の手を介さず、
新たな生命が誕生します \(^o^)/
本日は調子よく、
開館時間中に2ペアで計3回の産卵となりましたw
(T.N.)
撮影:実習生N大I
撮影:実習生N大I
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