2017年12月13日水曜日

今日のお仕事

標津サーモン科学館の主役であるシロザケは、残念ながら1年中いる魚ではありません。

いや、卵とか稚魚とかを含めれば、年間を通じて館内で飼育・展示しているわけですが、
春に稚魚が旅立ち、
夏から秋にかけて沿岸で漁獲され、
川に遡上して、
産卵して死んでしまう魚ですので、
「サケ」感のある成魚が展示できる季節は限られます。

館内の「魚道水槽」は、当館の目玉展示水槽のひとつですが、
そんなサケのライフサイクルに合わせて、季節毎に展示が変わります。

11月には、この水槽内で「シロザケの産卵行動」を展示していました。
サケが産卵するためには、底面が砂利になっている必要があるため、10月末に「砂利を入れる」作業をするわけです。
それが終わると、今度はその砂利を「揚げる」作業が必要でして・・・。

はい、今年もやって参りました!

「砂利揚げ」day!!



年間ルーチンの中で、最も「力仕事」な1日です。



↓↓↓

砂利を土嚢袋に詰めて、水槽から出す。
この垂直移動が、大変。


 
 「砂利を入れる」時とは逆で重力に逆らうわけです・・・。



重機などが入れる構造ではないので、作業のすべてが手作業。


 大きめの石は手渡しで

強力な助っ人の参戦もあり、順調に作業は進みました♪


 砂利は、ざっと200袋

仕上げにお掃除して、


作業終盤は雪に・・・。

無事作業終了。

2月からは、この水槽で「シロザケの稚魚約10,000尾」を展示します!

 (T.N.)

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○標津サーモン科学館:冬期休館中(12~1月)
サーモンハウス内鮮魚販売「しべついちば」(島田商店)
 12月末まで営業 10:00~16:30(日曜休)
サーモンハウス内物販コーナー(お土産物など)
 12月末まで営業 10:00~16:30(日曜休)
○レストラン「サーモン亭」・軽食コーナー
 冬季休業中、来春4月下旬から営業
○公衆トイレ:改修工事中です。
*仮設トイレを設置しています(夜間閉鎖)
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