11月の1か月間
シロザケの産卵
「シロザケの産卵行動」を展示し、水槽内で産卵の準備から瞬間まで一連の流れを、皆様にご覧頂いていました。
「産んだ卵はどうするんですか?」
というご質問をしばしば頂くのですが、
その答えは、
「回収します!」
というわけで、本日12/7、その「回収作業」を行いました。
↓↓↓
シロザケのメスは産卵後、周りの砂利をかけて、卵を産めて守ります。
それを掘り返すわけで・・・、
館長曰く、
「ほら、この辺りの砂利をどけると、石が出てきてくるべ。
ここがスポットだから、この石をどけると、
ほら、卵がワサっと出てくるっしょ!」
と、簡単に言ってくれちゃいます。
シロザケの卵(発眼卵)
うまくこの言葉通りに事が進んだときは、金鉱脈を掘り当てた時のように、「お宝」(=卵)が回収できるのですが、なかなかそううまくいかないことも多く、
「ここぞ!」という場所を掘っても掘っても卵は出てこなかったり、
ひとまとまりになっておらず、そこら中からパラパラと出てきたり・・・。
このような時は、「金鉱脈を掘り当てた」というよりは、砂利に紛れた卵を探すという「砂金掘り」みたいな作業になります。
何はともあれ、回収された卵たちは、
立体式孵化器
「立体式孵化器」に収容。各引き出しに収められた卵には、上段から順に水が廻る仕掛けです。
シロザケの卵
そして、静かに誕生の時を待っています。
(T.N.)
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○標津サーモン科学館:冬期休館中(12~1月)
○サーモンハウス内鮮魚販売「しべついちば」(島田商店)
12月末まで営業 10:00~16:30(日曜休)
○サーモンハウス内物販コーナー(お土産物など)
12月末まで営業 10:00~16:30(日曜休)
○レストラン「サーモン亭」・軽食コーナー
冬季休業中、来春4月下旬から営業
○公衆トイレ:改修工事中です。
*仮設トイレを設置しています(夜間閉鎖)
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