その赤さに惹かれ,道東の海でこの魚を釣ってみたくなったので,先日,周辺に岩礁が多い根室管内の某漁港を訪れました。ちなみに餌は塩サバの切り身。
根室管内の某漁港
アイナメが潜んでいそうな防波堤際やテトラポッドの周りを探っていくと,先ず小型のエゾメバル(地方名 ガヤ)が釣れました。
エゾメバル
このエゾメバルを放流した後,しばらくアタリが遠のきましたが,やっと竿先を「ゴツゴツ」と揺らすアタリが。
↓↓↓
合わせをくれると,なかなかの強い引き。もしやと思い上げてみると,展示中のものほどではありませんが,赤みがかった(赤系の)全長35㎝超のウサギアイナメでした♪
「赤系」のウサギアイナメ
本種は最大で全長70㎝を超える魚なので,このウサギアイナメは中型といったところでしょうか。
大物のウサギアイナメを目指してさらに探っていくと,なかなかのサイズ(全長43cm)の黄色みがかった(黄系の)ウサギアイナメも釣れました。
「黄系」のウサギアイナメ
この日は他に小型のスジアイナメ(地方名 ハゴトコ)とクロソイを釣って納竿とし,ウサギアイナメのみ持ち帰りました。
ちなみにウサギアイナメの体色ですが,魚類図鑑などによれば性によって変わるようで,雄は基本的に「赤系」で,「黄系」は雌に多い体色とのこと。持ち帰ったウサギアイナメの生殖腺を調べてみると,確かに「赤系」は雄で,「黄系」は雌でした。
どうやら「中水槽」で展示中のウサギアイナメは雄のようですね。ご来館の際には,このウサギアイナメの「赤さ」もぜひお楽しみください!
ウサギに似ているかは微妙ですが・・・^_^;
(地域おこし協力隊サーモン科学館支援員:T. T.)
標津サーモン科学館のFacebookも
ヨロシクネッ♪
0 件のコメント:
コメントを投稿