2012年5月20日日曜日

渓流魚水槽:手直し

サーモン科学館の入り口を入ると、すぐに大きな水槽が皆さんをお迎えしています。


北海道の渓流にすむサケ科3種、アメマス・オショロコマ・ヤマメ(サクラマス)を展示しています。今回、この水槽をちょいと手直ししました。


まずは、大きく成長して威張り散らしていたアメマスと、いじめられて傷つけられたヤマメを他の場所に移し、同じくらいの大きさの魚に揃えました。お次に岩の配置をちょっと変えまして、見栄えを良くしてみました(つもり)。

その結果、水槽内の水の流れが変わったこと、縄張りとなるポイントが変わったこと、魚同士の勢力が変わったこと、などが原因かと思いますが、魚の動きが活発になり、見ていて楽しい水槽になりましたw



アメマス

ちょっとしたレイアウトで水槽の見栄えは違います。石一つでも、どの石を選ぶか悩むことがあります。それが水の流れを変え、魚の動きを変え、楽しい水槽になるかどうか。水槽作りの醍醐味の一つです。毎回思う通りにいくわけではありませんが、皆さんに楽しんでいただける水槽作りを目指していきます。



これからこの魚たちの勢力図がどうなっていくのか、見守っていきたいと思います。

さぁ、明日もこの子たちが皆さんのご来館をお待ちしていますよw

(T.N.)

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