2019年3月18日月曜日

悩ましい。

本日3/18現在、

 

地上30m「展望室」から標津川河口方向

標津前浜沖合に流氷が漂っています。

この状況では、漁師さん方は定置網を入れることができません(流氷に網を破壊されてしまう)。

となると、

サーモン科学館に展示する海水魚の補充ができません!

当館で展示している海水魚の多くは、漁船に同乗して展示用の魚を分けていただくのですが、定置網が入らない冬の間は、この手段はとれません。
悩ましい・・・。

ということで・・・、

釣りにてgetすることに。

とはいっても、厳冬期のこの時期、釣れる場所も手段も魚種も限られるわけで、



2月の休日には、野付湾の氷上でチカを狙いました。



スタッフも(うちの息子も)動員して狙いましたが、



う~ん、なんとか10尾超え・・・。
(戦力外と思われていた息子が意外と釣ってくれた・・・)



まぁ、状態よく搬入することができましたので、


チカ

「中水槽2」で展示しています。

以下、裏話。

↓↓↓

この氷上釣りでの活魚、悩ましいのが「水の確保」です。

魚体の小さなワカサギであれば、手持ちのバケツで運べますが、魚体の大きなチカとなると、このバケツでは手狭です。
また、事前情報では「○kg釣った!」というような好調も聞こえていたので、大量搬入を狙うのであれば、デカいバケツが必要であろうと。
かといって、氷上のポイントまで大きなバケツを持ち運ぶのは厄介。

そこで、今回は、
○科学館で海水を入れた大きなバケツを車に積んでおく。
○現場には手持ちのバケツを持参。
○ある程度釣れたら、車の大きなバケツへ移しに行く。好調なら何往復かする。
ということを想定して準備していたのですが、
往復する必要がない程度しか釣れませんでした ガックシ

実は一番悩ましいのは、
「一面氷に覆われた現場で、バケツにどうやって効率よく水を汲むか?」
ということで、イマイチいいアイデアもなく、
「釣りの穴に入るサイズのコップでチマチマ汲む」
というのが現状です。

(T.N.)
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標津サーモン科学館は、2~4月は水曜休館となります。
サーモンハウスは、休業中です。
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