2019年3月17日日曜日

増やす!

標津サーモン科学館で飼育しているサケ科魚類のほとんどは、人工授精で継代飼育しています。

多くの種は秋に産卵期を迎えるのですが、


 カットスロートトラウト(オス)

ニジマスに近縁のカットスロートトラウトは
ニジマス同様、春が産卵期。


 カットスロートトラウト(メス)

バックヤードでキープしている親魚の成熟具合を見極めて、本日3/17に人工授精の作業をしました。

↓↓↓

シロザケやカラフトマスなどと違って、一度の産卵で死んでしまう種ではないので、



開腹せずに卵・精子を搾出します。


カットスロートトラウトの卵(受精前)

この卵と精子を混ぜ合わせ、受精となります。

受精卵は、当面バックヤードで育て、
いずれ「稚魚コーナー」にデビューすることでしょう。

(T.N.)

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