2019年3月25日月曜日

イクラどん!!!

私が地域おこし協力隊として標津町に来て、2年が経とうとしている今日この頃。
ふと思いかえすと、「純粋なイクラだけの丼ぶり」を未だに食べてない!
(値段的に中々手を出せなかった)

これでは標津町民、いや道民とすらいえない!

と思い立って、標津町内「郷土料理 武田」さんにてイクラ丼を食べてきました!!


 はい、間違いのないやつ♪

舌でとろけるようなイクラは、醤油の漬け具合も絶妙で、大変美味しかったです!!!
食べている間は、幸せなひと時を、過ごせました~~ (#^^#)

さて、「イクラ丼」つながりで、もうひとネタ。

先月2/16の話になりますが、サーモンパークを会場に「キラリ標津2019 冬まつり」が開催されました。

冬のイベントに欠かせないのが・・・、

そう、雪像 !!!

冬まつり開催に合わせて、「イクラ丼の雪像」をサーモン科学館玄関前にて設置しました!!


 イクラど~ん!

今回は、このイクラ丼の制作過程をご紹介したいと思います。

↓↓↓

そもそも、イクラ丼の雪像を作ろうと思ったのは、
「アイスキャンドルを赤くするとイクラじゃね?」という発想。
風船に水を入れ一晩屋外に置いておくと、簡単に丸い氷=アイスキャンドル(の外側)が作れます。これを赤くしようというわけ。

というわけで、さっそく取り掛かりました。

まずは、丼ぶり作り。
雪像作り初心者の私は、造形に苦労しながらも雪の塊を削り出し、「丼ぶり」を作りました。



さてさて、お次はイクラ。

これは簡単。
赤く着色した水を風船に入れ、一晩おくだけ・・・!!

・・・、とはいきませんでした!

まず、綺麗な赤い氷を作るのに、大量の絵の具を用意。
絵の具の量が少ないと、凍った時に色の濃いところ、薄いところと、まだらになってしまうからです。

そして、次が一番の難題。

風船に水を入れるには直接蛇口から入れるしかない!

風船を膨らますのには、ある程度勢い(圧力)が必要ですよね。
水道の蛇口に風船をつければ、水が出る勢いで風船は膨らみます。



しかし、水を着色するためには一旦、容器で絵の具を溶く必要があります。
その後、色水をロートなどを使い風船に注いでも、勢いがなく風船が膨らまない!!

ポンプか何かで色水を吹き込むことも考えましたが、

結局、
「風船に直接絵の具を入れ、その後に蛇口から直接水を入れる」
という手段で強行。
これを冷やして凍らせます。

結果としては、



なんとか、綺麗な赤い球体=イクラになってくれました!

最後に、丼ぶりの上にイクラを乗せて、ノリとワサビと箸も飾りつけて完成♪

題して「誰が何と言おうとイクラ丼」!!


 かぶりつきたくなるぜ!(ウソ)


何かと、想定以上の苦労があったイクラ丼の雪像、
ほんの少しでも来館された方の思い出に残ってくれていれば、嬉しいな~!
(1か月以上前の話ですが・・・)

まぁ、本物のイクラ丼の美しさと美味しさには敵わないデスケドネ・・・。

  (地域おこし協力隊サーモン科学館支援員:R. F.)

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