さて…、
ご来館いただいた皆様をお出迎えする「大水槽」。海水110キロリットルを用い、標津の海に暮らす魚たちを飼育しています。皆様、まずは足を止め、大きな水槽を悠々と泳ぐ魚たちに見入ります。
現在の見所は、
シロザケ(中央がメス・やや右奥がオス)
周りを泳ぐカラフトマスと比べて、ひときわ大きな魚体が目を引きます。早くも婚姻色が出てきましたね。
サクラマス(オス)
この画像ではわかりにくいのですが、うっすらと体側にピンク色の婚姻色が浮き出て、「鼻曲り」になってきましたよ。秋産卵のサケ科魚類の中では、一番早く産卵期を迎えます(8月末から9月初旬)。
といった見ものとなる季節の魚たちも目を引くのですが、皆様が決まって気になっているのが、この魚w
↓↓↓
大水槽前にいると、ほとんどの方に「あの魚は何ですか?」と聞かれます。
ウナギのような細長い体型、肌色がかったような体色、ニョロニョロとした泳ぎ方…。
「ムロランギンポ」という魚です。「室蘭」という地名が名についていますが、道内広く分布しています。食用になることもなく、釣りでも外道として捨てられ、知名度もない魚ですが、水槽内を底層から表層まで泳ぎ回る姿はとてもユーモラスですw
以後、お見知りおきを…。
(T.N.)
*町内の「盆踊り大会」を覗きに行ったら、当館受付スタッフも浴衣姿で参加していましたよw
0 件のコメント:
コメントを投稿