2012年8月16日木曜日

気になるニョロニョロ…!?

帰省ラッシュが話題になる今日ですが、午前中の雨もあり、多くの方にご来館いただきました。先日、北海道新聞(釧路・根室欄)にも夏のイベントを掲載していただいた効果でしょうか?? 夏のイベントは今週末19日まで実施中です。皆様のご来館をお待ちしておりますw

さて…、


ご来館いただいた皆様をお出迎えする「大水槽」。海水110キロリットルを用い、標津の海に暮らす魚たちを飼育しています。皆様、まずは足を止め、大きな水槽を悠々と泳ぐ魚たちに見入ります。

現在の見所は、

シロザケ(中央がメス・やや右奥がオス)

周りを泳ぐカラフトマスと比べて、ひときわ大きな魚体が目を引きます。早くも婚姻色が出てきましたね。

サクラマス(オス)

この画像ではわかりにくいのですが、うっすらと体側にピンク色の婚姻色が浮き出て、「鼻曲り」になってきましたよ。秋産卵のサケ科魚類の中では、一番早く産卵期を迎えます(8月末から9月初旬)。

といった見ものとなる季節の魚たちも目を引くのですが、皆様が決まって気になっているのが、この魚w

↓↓↓



大水槽前にいると、ほとんどの方に「あの魚は何ですか?」と聞かれます。

ウナギのような細長い体型、肌色がかったような体色、ニョロニョロとした泳ぎ方…。

ムロランギンポ」という魚です。「室蘭」という地名が名についていますが、道内広く分布しています。食用になることもなく、釣りでも外道として捨てられ、知名度もない魚ですが、水槽内を底層から表層まで泳ぎ回る姿はとてもユーモラスですw

以後、お見知りおきを…。

(T.N.)













*町内の「盆踊り大会」を覗きに行ったら、当館受付スタッフも浴衣姿で参加していましたよw



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