地下からのおくりもの。

魚たちにとって大事なのが、「水」です。サーモン科学館では2系統の地下水を使っています。
地下水はポンプを使って汲み上げているのですが、
本日はそのうちの一つが開館以来地下に埋まったままで、そろそろ交換しないといつ止まってもおかしくない！ということで、ポンプの交換作業が行われました。
今年3月にはもう片方のポンプ交換も行われていましたが、夜22時までかかったうえに吹雪でみなさん科学館にお泊まりだったということで…今回は一体どうなるのでしょうか…

PM13:00
1号井戸のポンプ交換作業がスタートしました。

まずは古いポンプを引き上げる作業から…ボルトをはずすのも一苦労です＾＾；

うんとこしょ、どっこいしょ！
クレーンでどんどん鉄管を引き上げるのですが、引いても引いても出てきます。

うんとこしょ、どっこいしょ！
まだまだパイプは抜けません；；


PM16:00(作業開始から3時間)
うんとこしょ、どっこいしょ…
とうとうパイプが全部抜けました！
上がるとなんと…

数ｍのパイプが5本も埋まっていました(°＿°)

 

 

そしてようやく出てきたポンプがこちら↓↓

20年経っているとは思えないきれいな状態で上がってきて、業者の方も驚いていました（＾－＾）

 



 

PM18:00(作業開始から5時間)

一方、ポンプの交換中は地下水が止まってしまうので、魚たちを飼育している「飼育棟」では水が止まった水槽にどんどんバケツで水を入れていくという地道な作業が続けられていました。

「はやくはやくー＞＜」

PM19:00(作業開始から6時間)
閉館から2時間…

無事に新しいポンプがまた地下に潜り…

ついに…

 

 

 

「通ったどー!!!」

＊こちらは今朝の活魚時の学芸員です＼(^o^)／

水槽には残念ながら収容されておりませんが、本日はシイラがたくさん獲れていました＾＾

無事に地下水が通水いたしました!!＾＾





いきいきし始めた魚たちの姿を見て、改めて水の大切さを痛感しました；；
作業してくださった業者の方々、ありがとうございました！

(K.I)