標津サーモン科学館にて博物館学実習をさせていただいています、H大学のI.M.です!
よろしくお願いいたします。
明日9/3は、道東に台風が来るそうで海は荒れ模様になりそうです。
この嵐がサケを呼んでくれるといいなぁと思っていますが、雨風激しくなりそうですので、皆様お気を付けください。
さて、この標津サーモン科学館にはサケの仲間だけでなく、たくさんの生き物がいます。
その中で、今回紹介するのが「クラゲ」です。
「ミニ・クラゲコーナー」
ふわふわと水に漂う姿が癒される!と近年人気ですよね。
当館では現在、ミズクラゲ、ドフラインクラゲ、アカクラゲ、ベニクラゲ、カラージェリーなどのクラゲを展示しています。
ミズクラゲ
クラゲの種類によっては、褐虫藻という藻類と共生し、
褐虫藻が光合成をした栄養分をもらって生きています。
そのため、水槽では植物を育てるためのライトを使用して飼育しています。
植物にとってのライトなので、当然水槽の壁面にはコケが生えてきます。
これは決して掃除をさぼっているのではなく、一日でこのように緑色になってしまいます。
そのため、毎朝開館前に水槽を掃除しています。
↓↓↓
これは清掃用具です。
クラゲの水槽は、これらの道具を駆使してガラスを掃除します。
実際に体験しましたが、クラゲ水槽は円形なので難しい。
その上クラゲたちをつぶさないようによけながらの掃除で悪戦苦闘。
不器用な自分には本実習で一番難しい作業だったかもしれません。
もちろんクラゲにもエサをあげます。
オキアミなどが入った配合飼料をスポイト等でクラゲの触手めがけて吹きかけます。
これもなかなか大変です。
実際にやってみるとクラゲが動くので、なかなか思うように吹きかけられません。
下手なシューティングゲームより難しいです。
このミズクラゲ↑の触手に、エサがついているのがわかりますか?
こうして、クラゲ水槽の開館前の作業が終了します。
サーモン科学館でクラゲ?と思うかもしれません。
しかし、サケの仲間、特にシロザケは外洋でプランクトンやオキアミなどのほかに、「クラゲ」も食べていることが分かっているのです。
クラゲに栄養はあるのか、そして美味しいのか、と思ってしまうところですが、こればっかりはサケに聞いてみなければ分かりませんね。
是非、ご来館の際はクラゲコーナーにも注目してください。
そして癒されてください!
(H大学:I.M.)
標津サーモン科学館のFacebookも
ヨロシクネッ♪
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