上が降海型オス,下が残留型オスです。
*この写真のサクラマス成熟魚は,調査のため特別採捕許可を受けて捕獲したものです。
生息域の南限を除けば,同じ川で生まれたサクラマスでも,オスには普通に残留型と降海型が現れます。一般に,残留型と降海型とでは体の大きさや模様などが全く違うため,見た目だと,この2タイプが同種とは思えませんよね~。
上が降海型オス,下が残留型オスです。
なぜ,ある幼魚は残留型となり,またある幼魚は降海型になるのか,とっても不思議ですよね!
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標津サーモン科学館では,その謎に迫る 特別展「川に残るか? 海に降るか?」~「2つの生活史」を持つサクラマスの条件戦略~ を開催中です!
やや専門的な内容ではありますが,見応え十分かと思いますので,ぜひご来館いただき,特別展の方にもお立ち寄り下さい!!
かの有名なイギリスの劇作家シェイクスピアの傑作「ハムレット」の中で,主人公が「生きるべきか,死ぬべきか(To be or not to be)」と人生を苦悩するシーンがありますが,サクラマスの幼魚たちにも,「海に行くべきか,行かざるべきか(To sea or not to sea)」という「魚生」の岐路に立つ日がくるのです。
(T. T.)
☆☆ 9/17(土)~25(日) 「サーモンパーク秋まつり」 開催中!
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