今年の秋サケ(シロザケ)の来遊数は全道的に少なくなっています。
不漁だった昨年よりも、さらに悪い・・・。
特に、標津を含め例年多くの水揚げを誇るエリアの落幅が大きくなっています。
漁獲数が少ないので、やはりサケの販売価格も高めになっています。
原因については、専門機関の分析を待ちたいと思いますが、自然相手の漁業ですから、残りの漁期間で少しでも上向いてくれるよう、祈るしかありません。
という状況に連動して、本日9/30現在、
標津川「観覧橋」からは、
橋から見下ろす範囲で見えるサケの姿は極少数で推移しています。
時折水面近くを泳いだり、ジャンプする姿は散見されます。
その標津川から繋がるサーモン科学館内の「魚道水槽」は、
やっぱり寂しく・・・。
シロザケ数匹程度は姿を見せていますが、時に「0」となってしまうことも・・・。
ヤマメ
小さなヤマメやウグイなどが、強い流れの中を懸命に泳いでいます。
↓↓↓
今シーズンここまでは、9月前半の大雨による増水後の9/14頃と、台風直後の9/18頃だけが、見応えのある状況でした。
それ以外の日は・・・。
開館以来26年、サケの遡上に関しては「最低の状況」です。
という中、9月上旬にご来館頂いた方が、ご自身のブログで来館の様子を紹介してくださいました \(^o^)/
(ここ数日より、状況はマシなタイミングでした)
ミストラルの水族館ブログ
「サケ遡上遠征2017@標津サーモン科学館」
3年連続3回目のご来館です!
と、サーモン科学館の主役である「サケ」が寂しい状況ではありますが、
それ以外のメンバーたちが、皆様を楽しませてくれるはず!
昨日9/29、UHB「みんなのテレビ」(道内放送)でも取り上げられた、
チョウザメ体験はもちろん、
先日9/27と本日9/30には、
相次いで立派なオオカミウオがやって来てくれましたよ♪
今日来た1尾は、特にデカい!
毎度のことながら、ご協力頂いた漁師さん方には、感謝申し上げます <m(__)m>
明日から10月。
今後のサケの漁獲数・遡上数の増加に期待しながら、推移を見守っていきたいと思います。
上記のような状況をご了承いただき、ご来館頂ければ幸いです <m(__)m>
(T.N.)
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