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2012年6月12日火曜日

生き抜くために…

この時期としては、記録的な低温に見舞われた今日の道内。標津は青空に恵まれたため、体感気温はさほど低くありませんでしたが、吹く風は冷たい1日でした。

さて、


シロザケの稚魚放流体験では、放流前にしばし稚魚の姿を観察してもらっています。


まずは横から

(カップの湾曲で歪んでしまっていますが…)

体の側面には、パーマークと呼ばれる小判型の模様が並んでいます。そして、背面は茶色、腹面は白い色になっているのがわかると思います。

答えからいってしまえば、この体色が保護色になっているわけなのですが…



背面の茶色は、上から見ると川底の色と同系色となり、上空から稚魚を狙う鳥たちに対して保護色となり・・・



腹側の白色は、下から見上げると空の明るい色と同系色となり、下から稚魚たちを狙う魚などに対して、保護色となる、というわけです。

体長約5cm・重さ約1gと、大きな海原では極小さな存在でしかないシロザケの稚魚たち。数年の年月を過ごし、またこの川に帰ってくるまでには、幾多の危機を乗り越えていかなくてはなりません。この保護色は、彼らが生き抜いていくためのほんの一つの手段なのでしょう。

というようなことこをご説明して、稚魚たちの旅立ちを見送っていますw

(T.N.)

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