2012年6月7日木曜日

サケ稚魚とわたくし

学校団体のご来館が多い今月。今日はダブルヘッダーでした。

学校団体の対応の際、シロザケ稚魚の放流を体験していただくことが多いのですが、その準備作業があるわけでして…


飼育用の大タンクから、作業用の大バケツに移して…
(これでおよそ250名分:約750匹+α)



放流用のカップに一人分・3匹の稚魚を分けていきます。
この分ける作業、ちょっとコツがいるのですが、2匹だったり4匹だったりすることがないよう、平等に3匹ずつカップに入れていきます。稚魚を触ると傷つけて弱らせてしまうので、割と繊細な作業。慣れてくるとなんとなく金魚すくいもうまくなったような気になります。

で、配りやすいようにケースに並べて、

このケースで24人分

これは、ズラリと200人分!(^^)!

これで準備OK!!
皆さんに配って、放流していただきます。

カップの中の水の量を多くしすぎると稚魚が飛び出してしまうし、少ないとすぐに酸欠になって稚魚が弱ってしまいます。適量にしても、時間が経てば酸欠になってしまうし、天気が良ければ水温が上がりすぎてしまいます。皆さんの到着時間に合わせて迅速に作業をしなければなりません(なので、放流体験を予定している皆さんは予定通りに到着してくださいねw)。

今日は2校合わせて約450名の皆さんが稚魚たちを放流しました。というわけで、今日1日で私たちは1350匹+αの稚魚の仕分けをし、その旅立ちを見送ったのでした。

(T.N.)

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