「サケの町:標津」に暮らす子供たちには、季節と学習段階に合わせたサケ学習が行われます。
今日の3年生は、シロザケ稚魚の放流体験。
今日放流する稚魚は、今年の1月に卵の状態で生徒たちの手に預けられ、学校で育ててきたもの。
大切に育ててくれたのでしょう、小さいながらも逞しく成長しました。
そして、その卵は、昨年秋に先輩にあたる6年生が「人工授精体験」で受精させたものです。
今日放流した稚魚たちは、大海原に旅立ち3~4年後にふるさと標津の海に・川に帰ってきます。
今日の3年生が3年後の秋、6年生になった時、(今日放流した稚魚が混ざっているかもしれない)
親ザケたちを使って人工授精を体験します。
その受精卵は、2年生の手に渡り、春まで学校で育てられ、3年生になって放流する・・・。
昨年秋、遡上してきたシロザケたち
サケと共に育つ標津の子供たち。
サケたちの生命が繋がっていくように、子供たちの絆も繋がっていくことでしょう。
(T.N.)
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