地上30mの展望室からは、
午後になると、西日を浴びた北方領土国後島がクッキリ。
少しずつ日没時刻も早くなり、
閉館作業に館内を回る頃には、
武佐岳の左肩に、日が沈んでいきます。
さて、この所の遡上状況ですが・・・、
館内「魚道水槽」では、
カラフトマス(セッパリが立派なオス)
時期的なものあるのでしょうか(シロザケよりもカラフトマスの方が遡上・産卵シーズンが早い)、
カラフトマス多め、シロザケ少なめ。
魚道水槽の入り口にあたる標津川「観覧橋」では、
圧倒的にシロザケの方が多く目に付くのですが、
いくつかの要因が絡んでいるのでしょう、
シロザケよりもカラフトマスの方が目に付く状況が続いています。
この「魚道水槽」は、標津側からつながる水路となっており、
遡上してきた魚たちをガラス越しにご覧いただくことができるわけですが、
その先には、
直径4mの「捕獲用水車」が待ち受けています。
水車が回転することによって、サケたちを掬い上げ、
(上画像の赤矢印部分に掬い上げられたカラフトマス)
滑り台上の「受け」を介して、蓄養池へと至ります。
今週末の14日からは、この水車を間近で見る見学会を予定しています♪
(詳細は、近日中にお知らせします)
水車は、遡上状況に合わせて稼働させています。
常時稼働しているわけではありませんが、
館内「川の広場」からつづく見学用通路から(ガラス越しに)ご覧いただけるようになっています。
9~10月の期間、この見学通路を開放していますので、
ご来館の際はお見逃しなく!!
(T.N.)
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