この時季地元で「ジリ」と呼ばれる海霧に見舞われることが多い標津では、
「まぁ、こんなもんか…」
という気もします・・・(「寒い」という言葉が思わず出るほどでしたが)。
さて、
この所「サーモン科学館」なのに、サケ科魚類とは縁遠い話題が続いていましたが、
本日は、正真正銘「サケ」の話題w
数日前より、とある水槽の入れ替えを行いまして・・・、
館内「稚魚コーナー」の一角に設置している置き水槽
春まで、ワカサギとチカを展示していましたが、
現在、違うメンツを展示中です!!
そのメンツとは・・・、
↓↓↓
シロザケ
昨年秋に当館で人工授精したシロザケの稚魚を展示しています♪
シロザケの稚魚は、これまでも現在も別の水槽で展示していますが、
この水槽では、海水で飼育しています!!
自然河川では、川で生まれた稚魚たちが海へと旅立つ季節、
海で成長していくシロザケの成長を展示する試みです。
これまでにもシロザケの海水での飼育・展示にはチャレンジしていますが、
館長曰く「病気が出て死にやすい」、
おそらく「水深よりも、広い遊泳面積が必要と思われる」ということで、
長期飼育には至っていないようです。
現在の所、脱落者も少なく、調子もいいようです♪
パーマークも薄れ、銀色に輝く稚魚たち。
標津漁港でも、目に付くシロザケの稚魚は少なくなり、
降海後沿岸で過ごしていた彼らも、数年に及ぶ旅へ向かったようです。
こんな姿の稚魚たちが、大海原を旅していることに、
思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
(T.N.)
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