一時はちらちらと雪が舞う瞬間も・・・。
北方領土:国後島(展望室から)
よく見ると、国後島の山肌も少しずつ雪解けが進んできているようです。
水槽内でも、春のシーズンw
ずらりと20基の60cm水槽が並ぶ館内「稚魚コーナー」。
色々なサケ科の稚魚を展示しています。
主に仔魚から稚魚へと成長し、泳ぎだして餌を食べるようになった頃から、1~2年目までの稚魚たちを収容しています(それ以上大きくなったら別の水槽へ移動)。
サケ科の魚たちは、秋に産卵する魚種が多いので(イトウやニジマスは春)、昨年秋に採卵・人工授精した魚種の稚魚たちが、このコーナーにお目見えしています。
では、問題です!!
この魚はなんでしょう??
答え ↓↓↓
マスノスケ(キングサーモン)でした♪
正直、このサイズの稚魚たちはどれもよく似ていて、特徴的な魚種以外の識別は難しいですね。
しか~し、当館学芸員は、この画像で一発で当てました!!
識別のポイントを聞いてみると、
・ニジマスなどとは尻ビレの形状が違う
・割と体高がある
・ギンザケに似ているけれど、ギンザケのパーマークは細い
・顔のバランス(比較的大きい)
というようなことを総合的に見て識別しているそうです。
が、その差は微妙であったり、ニュアンス的なものもあるので、なかなか難しい・・・。
それでも「稚魚コーナー」では、そんな差を見比べながら見ることもできますw
確かによく見るとそれぞれの種で違うものですよ♪
サーモン科学館の入り口では、大きなマスノスケ(キングサーモン)が、みなさんをお迎えしています(模型ですが・・・)
(T.N.)
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