標津では、午前中から横殴りの雪となりました。
午後には雪はやみましたが、強い風が吹いています。
町内は、さほどの積雪にはなっていませんが、峠を越えたオホーツク海側は道路の通行止め個所もあるようですので、ご移動の際にはご注意ください。
さて、
館内「中水槽」では、魚たちに交ざってアヤボラという巻貝を展示しています。
道内では「毛ツブ」という呼び名でお馴染みですね。貝殻には細かい毛がびっしりと生えています。
少し前から、このアヤボラたちが、あちこちで産卵中w
水槽壁面にたくさんの粒々…。
道内で「ツブ貝」・「バイ貝」と呼ばれ親しまれている巻貝には、多くの種類が含まれています。
標準和名で呼ばれているものは少なく、「真ツブ」・「灯台ツブ」といった呼び名が使われ、複数の種類が混同されながら扱われているようです。
主に、エゾバイ科に属するものが一般的に「ツブ貝」と呼ばれていますが、このアヤボラはフジツガイ科に属し、分類上は他の「ツブ貝」よりもタニシなどに近い仲間です。
この卵からは、小さな貝が生まれてくるわけではなく、浮遊生活を送る幼生が生まれてくるようで、おそらくそれらを食べてしまうであろう魚たちが泳ぐ水槽内では、生き延びていくのは難しいでしょう…。
なかなか動きも表情もない彼らですが、ご来館の際にはお見逃しなく♪
おまけ
先日、わずかな時間ながら凍った「魚道水槽」。
氷はなくなりましたが、標津川に暮らすヤマメ・アメマス・ニジマスたちが、のんびりと泳ぐ様子をご覧いただけます。
たまたまうまく撮れたヤマメ
(T.N.)
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