先日の台風以後、標津周辺でも見事な晴天が続いています。
そんな熱い日差しの中、今回はちょっと足を伸ばして清里町の「さくらの滝」を見に行きました。清里町にあるさくらの滝は、先日「サクラマス観察会」が行われた標津町内「金山の滝」と並んで、サクラマスのジャンプ(遡上)が見られる滝です。
標津町から自動車でおおよそ2時間ほど。標津から清里峠方面を経由すると、緑駅前の市街地を抜けたあたりで右側に看板が見えます。
そのまま看板に沿って砂利道を進むと・・・、
美しい緑の木々の中に、さくらの滝が見えました!
高さ約3.7メートル、幅約10メートル、水量も豊富な見事な滝です。
そしてお目当てのサクラマスはというと・・・、
↓↓↓
たくさんジャンプしていました!
目を凝らして待つこともなく、次々に大きなサクラマスが滝の上を目指して飛び上がっていました。
さくらの滝では6月頃からサクラマスのジャンプが見られるそうですが、その頃は銀色だったサクラマスの体が、今は黒い体に紅い斑をまとった婚姻色に変わっています。子孫を残すという使命を果たすため、一度滝登りに失敗しても、流れが比較的緩やかな場所で休憩しながら、体力が戻った魚から再びチャレンジを繰り返していました。
サクラマスの遡上を見るのは先日の金山の滝に続いて2度目なのですが、ダイナミックな光景に目を奪われてしまいました。
ところで、標津町からは遠距離にあるさくらの滝ですが、実は標津方面から向かうといくつかステキ観光スポットがあります。
まず、標津町から30分少々で、開陽台からの絶景を見ることができます。
さらに開陽台から養老牛方面へ進んで、40分くらいで裏摩周展望台に到着します。
こちらは、表側(?)にある第1、第3展望台よりも標高が低いそうですので、摩周湖の美しい情景を眺めることができます。
裏摩周展望台から清里町方面へ。今度は15分ほどで神の子池に辿り着くことができます。
こちらも碧く美しい水中の光景を眺めることができます。
神の子池からさくらの滝までは自動車で30分程の道のりです。さくらの池からは、さらに30分少々で知床半島のお膝元であり、ウトロへの玄関口・斜里町に着きます。
斜里から、ウトロ、知床峠、羅臼と回りますと、羅臼から1時間ほどで標津町に戻ってくることができます。
是非、道東巡りをお考えの際は、標津サーモン科学館を起点に観光コースをデザインされてみてはいかがでしょうか。
(M.O.)
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