標津川にかかる「観覧橋」ですが、
本日8/25現在、川水の増水+濁りがあり、
遡上した魚たちの姿はご覧いただけない状況です。
この増水で魚が川に入ってきてくれていることを信じつつ、
増水・濁りが治まったら、
遡上の様子をご覧いただくことができるようになることを
期待しています!!
河川では、魚の姿はご覧いただけませんが、
標津サーモン科学館内、
「海水大水槽」
館内の水槽では、
海域の定置網で漁獲されたサケたちを展示していますw
収容した時には銀ピカの魚体のサケたちですが、
だいぶ婚姻色に彩られるようになってきましたw
サクラマス(♂)
体側にはうっすらと紅色がのり、
背面はオリーブグリーンに、
そして、鼻っ面の張り出しが顕著になってきました。
シロザケ(♂)
やはり鼻っ面の張り出しが目立つようになり、
口先の歯も目立ちます。
所謂「ブナ毛」と呼ばれる体色は、
体側の紅紫色と黒色の模様が顕著です。
↓↓↓
カラフトマスは、体色の鮮やかさはないものの、
オスの背の盛り上がり、所謂「セッパリ」が目立ちます。
上記3種は、
いずれも秋に河川への遡上・産卵、
そして死に至る生活史を辿ります。
一生の内で最大のイベントである「繁殖」のための
体の変化ということでしょう。
☆☆☆
昨日の落雷によるポンプの不具合、
本日の作業により、
「一応」正常な状態に戻りつつあります。
なんとか「大量死」というような事態は免れたといえそうです。
(あちこちの調整作業に追われ、お泊りで警戒にあたった館長に頭が下がります)
引き続き、点検・補完作業を行い、
安定した状況へ移行していきたいと思っていますが、
作業の都合上、しばらくの間、
館内「川の広場」や「稚魚コーナー」の水槽に濁りが入る場合があります。
ご了承ください。
そんな裏方・調整作業に振り回されていた館長ですが、
(上図、赤矢印が館長)
本日午後には、
夏の恒例となっている「道東野生動物保護センター」による、
「野生動物保護セミナー」参加者ご一行をご案内♪
館内の案内に加えて、
魚の解剖を通して、体の作りを学びます。
獣医学部の学生さんなどが参加者には多いため、
かなり突っ込んだ内容にまで話題は及びますw
秋の訪れを感じさせる風が吹く中で、
解剖・見学となりましたが、
皆さん、興味深く覗き込んでいましたよ♪
*まな板とマキリ、魚が1本あれば、
館内・屋外問わず、けっこうどこででもやっちゃいますw
(くれぐれも体調を崩されませんよう・・・)
(T.N.)
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