サーモン科学館は、4月中水曜日が休館日となりますので、ご注意下さい(5~10月は無休となります)。
私用で北見方面に出掛けていたので、帰りに美幌博物館へ寄って来ましたw
現在、企画展「草花たちの戦国【春の陣】」を開催中です。
規模は大きくないながらも(失礼)、色々と見所のある博物館で、私のお気に入り施設の一つなのですが、今回私の目を引いたのは・・・??
↓↓↓
エントランスホールに設置された水槽。
中には、イバラトミヨを展示しています。
春になって、このイバラトミヨたちは繁殖期を迎えていまして・・・、
ん・・・??
この魚は、オスが水草などを集めて、ボール状の巣を作ります。
この水槽では、プラスチック製の水草を配置し、底にカラフルな糸くずを撒いてあります。オスは他に手ごろな巣材がないので、この糸くずを使って巣を作るというわけ。
巣を守るオスのイバラトミヨ
このアイデア、いただきっ♪
サーモン科学館でも、近い仲間のエゾトミヨを飼育しています。
昨年は水草を使って巣作り・産卵に至りました(残念ながら、稚魚までは取れず)。
何よりも、横2.7mの水槽をイバラトミヨ専用にしているのが、スゴい!!
(1匹だけ違う種類の魚が入っているのですが、それを見つけられたらかなり日淡マニアですよw)
そして、それだけの空間があるからこそ、複数のオスたちが適度な間隔に植えられた水草を中心として縄張りを作り、お互いをけん制しながらメスを誘い合う様子を観察できます。
これぞ、トゲウオ類を専門分野とする学芸員のなせる業。
ご来館の際は、是非お見逃しなく♪
おまけ ↓↓↓
美幌峠から見下ろした屈斜路湖。
まだ湖面には氷が広がっていますが、だいぶ融けてきていましたよ。
(T.N.)
0 件のコメント:
コメントを投稿