*標津サーモン科学館は、11月は水曜日が休館日となります。ご注意ください。
昨日(11月6日)、町内標津小学校の皆さんがご来館。シロザケの産卵行動を観察しました。
滞在時間中(約3時間)に、皆さんが期待する「産卵の瞬間に立ち会えるか」が勝負?となります。長年の経験からある程度予測はつくものの、最後は魚次第のことなので、担当する学芸員他スタッフ一同ヤキモキしながら見守ります。
今回は1時間ほどの待機時間で、無事2組の産卵の瞬間を観察することができましたよw
さて、この卵たちですが、そのままにしておくと翌日別のメスが産卵する際に掘り返されてしまうことになるので、取り出さなければなりません。
夕方、閉館時間に行われる「卵掘り」の作業。
日没が早くなり、この時間になると辺りは夕闇に包まれます。
水槽内の水位を下げ、そこの砂利を掘り、箱メガネと網を使って卵を回収します。この作業をすると、産卵床の構造がよくわかるので、いずれ詳細を紹介するようにしましょう。
(画像は前かがみの姿勢が続き、「腰が痛い」と嘆く学芸員・・・)
回収されたシロザケの卵
少し早く9月上旬に人工授精作業をしたシロザケ・カラフトマスの卵は、11月に入り次々と孵化しています。
孵化したシロザケの仔魚
受付カウンター前の水槽にて、展示中ですw
(T.N.)
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