博物館実習で標津サーモン科学館に
お世話になりましたH大学M.S.です。
台風と共に迎えた実習初日でしたが、
順調に本日最終日を迎えました \(^o^)/
毎日様々なことを教えていただき、
時間が経つのを早く感じました。
今回のレポートでは、
実習中の二つの出来事について
書きたいと思います。
まず一つ目。
ちょっと変わったお仕事についてです。
冒頭にも書いた通り、
実習初日10/8は台風23号の影響で
標津も大荒れの天候となりました。
その影響で・・・、
この通り。
ぱったりと川辺の柳が倒れてしまいました。
そのままにしておくわけにもいかないので、
この木を有効活用すべく、
チェーンソーとノコギリを使って、
ひたすら幹や枝を切り落としてゆき・・・、
↓↓↓
ほとんどは薪ストーブ用の薪用に
裁断したのですが、
使い勝手の良さそうな太さの幹を
採卵作業の際にサケの頭を打つための棒
「イサパキクニ」を作りました!
アイヌの人々は、サケをできるだけ苦しませず殺すために、
柳やミズキでできた棒「イサパキクニ」を使ったといわれています。
同様にサーモン科学館でも、
人工授精などの際にこの「イサパキクニ」を使うのです。
柳の香りを嗅ぎながら、ひたすら枝を刻む午後。
水族館らしからぬ裏方業務でしたが、楽しかったです(笑)
さて、話題を変えまして。
ある日、館内を歩いていると
「ウツボがいるよ!」という少年の声が聞こえてきました。
「ウツボがいるの!?」と振り向くと、
そこにはオオカミウオが。
賢い少年はその後ちゃんと気付いていましたが、
鋭いキバに長い体を持つオオカミウオ、
ウツボとは違う種類の魚です。
オオカミウオは「スズキ目オオカミウオ科」で、
ウツボは「ウナギ目ウツボ科」に分類されます。
どちらもニョロニョロとした体形ですが、
オオカミウオには胸ビレがあり、
ウツボには胸ビレがありません。
とはいえ、
「海の中で出会いたくない顔」という点では、
似ているかもしれません・・・。
以上、実習生レポートでした!
(H大学:M.S.)
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