今日はサーモン科学館の年に一度の特別行事の日。
9月はじめから標津川とつながり、野生のサケが川をさかのぼっていく様子をガラス越しに観察できるということで大好評の魚道水槽。
明日からサケの産卵行動をガラス越しに見れる水槽へとリニューアルオープンいたします!!
明日から11月末までほぼ毎日(水曜日は休館日)。
サケたちのめくるめく恋のドラマが水槽内で繰り広げられることでしょう!
オスどうしのメスをめぐる激しく熱い戦い。
ひたむきに産卵床をつくるメス・・・。
サケの一生をかけた5000キロの旅路の果てに・・・最後の力をふりしぼり、魅せる命のドラマ。
涙なしには観れません!!
ご来館の際はハンカチをお忘れなく!!
お客様に最高の感動シーン(産卵シーン)をご覧いただくために、
サケたちの恋のキューピット(学芸員)がサケたちの性格や大きさなどの個性から
精子・卵の成熟度合にまで気を配り、
毎日頭を悩ませながら、絶妙の演出をご用意いたします!!
とっておきのイベントをご用意しました!!
まだ定員に少し空きがあるので、下記内容を確認の上、どうぞお申込みを!!!
①11月3日(土) 10:00~15:00 シロザケの産卵行動観察会
②11月4日(日) 10:00~15:00 シロザケの人工授精体験学習
いずれも、おそらく「日本一サケの産卵に立ち会っている回数の多い(人の一人であると思われる)」当館学芸員が担当します。サケたちの生態や行動など、わかりやすく詳しく紹介します。
こちらの実施要綱をご確認の上、お申込みください。
*11月は毎週水曜日を休館日とさせていただきます。ご注意ください。
・・・今日は朝からその前の準備作業に追われました。
まずは水門を操作し、魚道水路内の流れを変え、激しく流れていた水の流れをストップ。
上流と下流を板で仕切り、産卵行動展示水槽内の水をポンプで排水し、サケが産卵に使う川底の砂利を水槽の下にしきつめ、自然の川の様子をそのままに水槽内に再現しました!
水がなくなったすきにガラス面をピカピカにみがきます。 |
水槽内に川底の砂利をしきます。 |
砂利を入れた土嚢袋数十袋を運び、大き目の石は手渡しリレー方式で。
その他、仕切り板で水位を調整、水路内に残った魚の移動、あれやこれやを助っ人要員も交えての1日がかりの作業となりました。
肉体的にはしんどいものの、サケたちが生命をつなぐ貴重な瞬間をご覧いただける当館自慢の展示。スタッフ一同、頑張りました!
明日からの展示スタートが楽しみですw
(K.N.)
0 件のコメント:
コメントを投稿