展望室から国後島
画像は昨日のものですが、今日も青空が広がり、地上30mの展望室からは27km先の国後島がよく見えていました。気温自体は高くないものの、日向ではジリジリと日差しを感じた1日。
昨日開通した魚道水槽では、朝から遡上するシロザケ・カラフトマスが観察されました。下流側から遡上してくるもの、上流へ遡上するもの、入れ代わり立ち代わりで常時5~10匹くらいは水槽内にいる状況が1日続きました。観覧橋でも、そこここに群れ泳ぐサケたちの姿が見られます。
魚道水槽を通過したサケたちは、上流にある捕獲場へとたどり着きます。そこで待ち受けているのが…
直径4mの捕獲用水車。
歯車状についている金網部分でサケをすくい、軸に近いところにある隙間から手前の鉄板を通って、隣の蓄養池へ移動させます。魚の遡上状況を見て稼働させるのですが、今日は昼前後で2~3時間稼働させたでしょうか。
蓄養池に入っている魚の数は、まだ少なく、時折魚の姿が確認できる程度です。
魚道水槽・観覧橋の状況は、このブログでも随時お知らせしていく予定ですので、参考にしてくださいね。
(T.N.)
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