「ニョロニョロ入りました~!!」
はい、カワヤツメ入りました~w
数日前より、川の広場の60cm水槽で、カワシンジュガイ・カンキョウカジカと同居中です。
体側に並ぶ7対の鰓孔+本当の目玉を合わせて8つ(8対)の目があるように見えることから「八ツ目ウナギ」。ビタミンAを多く含むそうで、「目にいい」とも言われ、地方によっては名産品となっています。
あまり泳ぎ回ることもなく、水槽内をじっとしていることが多い印象です。彼らも海と川を行き来する暮らしを送っているのですが、これまたややこしい生活史なので、いずれ紹介することにしましょう。
以下、今回私が初めて知ったマニアックな事実。
(水産学部生及び魚類分類学系の学生は必修。ちゃんと読むように!!)
両眼の間、額部分に穴がありますね。
この仲間は「嗅覚器官の開口部がひとつ」なのです(1対ではない)!!
すでにご存じの方は、軽~く流してください・・・
残念ながら、現在収容している2匹は、無顎類(円口類)展示の醍醐味である「ガラス面に吸い付き」はあまりいい角度でやってくれないのが残念です。
海洋生活期は他の魚に吸い付いていますが、この個体のように河川遡上期になると餌を食べなくなるので、他魚との混泳も可能。このおどろおどろしい歯も使う機会はないのでしょうね。
(T.N.)
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